PSCADには電圧計や電流計の他、電力計や周波数測定、高調波解析(FFT)などの測定器が備わっています。
電圧計 / 電流計
電圧計及び電流計は単相のものと三相のものが用意されています。
オシロスコープのようなもので、電圧及び電流の実効値を計測することができます。
[pic]値の観測は、Simulinkと似たような形で、「Signal Names」に設定した名前を持つデータラベルを「Output Channel」に出力することで 実現できます。詳しくはグラフの描き方を参照してください。
【実効値計測】
単相回路及び三相回路の両回路に対して実効値を取得することができます。
[pic]単相回路の実効値の測定は時間平滑を行うアナログ的な手法と、過去nサイクルのデータを記録してその蓄積した値を基に算出するデジタル的な手法の2種類が存在します。
また、三相回路も同様にアナログ的な手法とデジタル的な手法の2種類から実効値の計測方法を選択できます。
電力計
力率により皮相電力が等しくても有効電力や無効電力が変わることから、3相回路用に電力計が用意されています。
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周波数測定
三相回路用にゼロクロス点を用いて周波数を算出するブロックが用意されています。三相それぞれの位相が0°と180°になる点を用いるため、1周期の間で得られる6つの測定ポイントを用いて、その周期の平均を返します。
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高調波解析
執筆中
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